肩こりの原因・治療法

近年、パソコンなどの普及で眼を酷使する度合いが高まっていますね。
平成16年厚生労働省の「技術革新と労働の関する実態調査」で、OA機器を使用している人たちの「身体的疲労・自覚症状」では、トップが眼の疲れ・痛み(91.6%)、続いて2番目が、首肩の凝りや痛み(70.4%)、3番目が腰の疲れや痛み(26.6%)となっています。
眼の疲れからストレスを生じ、交感神経が刺激され、眼も体も緊張状態になるため、首と肩の筋肉(僧帽筋)が硬くなって、血行が悪くなります。
眼も涙の生産が減少して、乾燥を招くことになり、ショボショボしたり、かすんで見えたりします。
肩こりはどうしておこるの?
精神的ストレスからも上記と同じ様に、交感神経が刺激されるため、血管が収縮します。その結果、血流が悪くなって「肩のこり」などを感じる様になります。
近年の「肩こり」は、この様に眼精疲労や精神的ストレスからくるものが、多いのが特徴です。
- 体型や姿勢が原因となるもの
なで肩・前肩・猫背・顎が上がっている。デスクワークに携わっている人に多く見られます。 - 骨、・筋肉・腱・靭帯の疾患
- 自律神経の障害・心理的要因(ストレス)
- 歯科・耳鼻科・眼科・消化器・肺・心臓疾患 その他
肩こりはどうしておこるの?
パソコン・テレビ・携帯電話などのディスプレイを見続ける時間が長い
- 眼にかかわりの深い栄養素の不足
DHA、ビタミンA、ビタミンB群、C、E、たんぱく質、アントシアニン(ブルーベリーの果皮に含有)など - 眼科的疾患、心理的要因(ストレス)など
肩こりはどうしておこるの?
パソコンのディスプレイを見続けるお仕事の方などは、毎日大変目を酷使しています。 他にもテレビや携帯電話、本や新聞の小さい活字を読むなど、目は休む事なくフル稼働していて、目にかかる負担は想像以上です。
眼の疲れを取りましょう
- 仕事中、できれば1時間おきに1分間くらい目を閉じて休む。
- 目を強く閉じ、1~2分したら、目を大きく見開く。
- 休日は、できるだけ液晶や小さい活字を、見ないようにする。
- 目の疲れを感じたら、遠くを見て目の筋肉をリラックスさせる。
(目は近くを見る時、毛様体を収縮させて水晶体を膨らませています。このため毛様体筋が疲労してしまいます) - 葉っぱのグリーンを眺める。
ついでに葉っぱのグリーンから、再生のエネルギーをもらいましょう! - 日常、目にかかわりの深い栄養である、DHAやビタミンA・B群・C・E・たんぱく質を食事から不足なく摂るように心掛けましょう!
自律神経を整えましょう!
<生活リズムを整える>
- 頑張り過ぎない・夜更しをしない。
- 自分に合った睡眠時間の確保(量より質)
- 休日も普段通り起きる(まだ眠り足りなければそれから再び寝る)
- 決まった時間にバランスのとれた食事を心がける。
※不足がちな栄養素はサプリメントで補う・特にビタミンB群を積極的に摂りましょう!脳や神経の健康に関わる大切な栄養素で、神経の働きを正常に保つ働きが有ります。
<リフレッシュする>
- スポーツ、遊び、その他の趣味などを生活に取り入れる。
- 心地よい汗をかく。
- 溜まった感情を開放する。自分の中に押さえ込んでしまわないようにしましょう!
肩こり治療の一例
骨盤矯正が終わったら、ボディークッションのある台へ移動して、腹臥位(うつ伏せ)になって頂き、ツボの宝庫である背中から整膚(せいふ)を始めます。 まず、
背中→肩→首→頭部へと
仰臥位(あおむけ)になり手→腕→肩→首→後頭部→環堆(第一頸堆)の開放→大孔を広げる→頸部の筋肉で左右硬い方を筋膜リリース→顔(額、眉毛、眼の周り、鼻、頬、下顎の周り)→耳→頭部→督脈の百会で終わります。
※全て経絡とツボを捉えて行います。
肩こりはどうしておこるの?
東洋医学では病気の原因は、人間の体の中を巡っている“気の流れ”の停滞が原因だと考えられています。
経絡(人体の気・血液・リンパの通り路)は五臓六腑、
又は組織・器官を協調的に機能させる連絡通路であり、ツボは、経絡や臓腑の“気”が出るところで、体表近くに集まっています。
その証拠に東洋医学の治療の多くは、皮膚の上に施されます。針、灸、按摩などがその方法です。気血(気・血液・リンパ)の流れが良く、全身のバランスがとれていれば、皮膚の状態もよくなるといわれています。
又「全ての病は皮膚にあらわれる」という古代中国の医学書の記述もあります。
では、優しく皮膚を引っ張ることによって、どのような効果が得られるのでしょうか?
身体に物理的な圧力を加えない
皮膚を優しく引っ張ることで、より安全に気血の
流れを改善することができる。- 針とマッサージの効果
同時に得ることができる。 - 美容と痩身の効果
皮膚の血液循環を促進し、血流量を増やし、
皮膚自体の栄養を改善して細胞を活性化させる。このため皮膚の老化を遅らせることができる。 - 癒し効果
皮膚の温度が2度上昇するので、体がポカポカして気持ちよくなり、α波が多く発生して、心身の緊張がリリースされる。 - 痛みの軽減・疲労回復
痛覚受容器を興奮させ、それが脊髄を通って大脳皮質に伝達され、脳下垂体から痛み止めのホルモンが分泌される。
引っ張られた組織が元に戻る瞬間も、ポンプ作用で血行が良くなるので、組織のエネルギーが消耗されずに新陳代謝がよくなる。 - 内臓の健康に効果的
臓器が病気になると、皮膚の関連部位痛みが出てくる。逆に皮膚に触れることにより、どこの臓器に障害があるかが判り、皮膚を通じて内臓に刺激を伝え、それにより病気を予防し改善することができる。
上記に挙げましたように“整膚”は非常に優しく副作用が無いため、お子様からお年寄り、 妊婦さん、介護中の方まで、安心して行えます。
又お一人でもできます。

